こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

今日は、これって普通名称でないの?と思ってたら、意外にも登録商標だった、という商標のご紹介です。

 

「宅急便」「セロテープ」「アスピリン」が登録商標であることは、様々なところで紹介されていますのでご存じの方多いと思います。

では、「エレクトーン」「シーチキン」「万歩計」「サランラップ」はいかがでしょうか?

「エレクトーン」はヤマハ(株)、「シーチキン」ははごろもフーズ(株)、「万歩計」は山佐時計計器(株)の登録商標で、「サランラップ」はダウケミカルと旭化成ケミカルズ(株)が共有する登録商標です。

 

山佐時計計器(株)のホームページ(http://www.yamasa-tokei.co.jp/seihin/watch/tm_400.html)を見てみると、

「歩数計のパイオニアメーカー。歩数計の代名詞となっている『万歩計』は山佐時計計器株式会社の登録商標です。」と、表示されていました。それも、下に小さくではなく、トップに目立つようにです。

「万歩計」の表示の横には、登録商標であることを意味する記号の「®」が付されています。万歩計が普通名称化するのを防止する努力がうかがえます。

 

一応、各企業、®マークを付けたり、「○○会社の登録商標です」という表示を商品に付すなど、登録商標であることをアピールする努力はされているようです。

 

「エレクトーン」については一企業の商標であるにもかかわらず、「電子オルガン」の代名詞のようになっているかもしれません。ちなみに、カワイでは自社の電子オルガンに「ドリマトーン」という商標を使用していますが、カワイの店でエレクトーンを見せて下さい、とか言ってしまいそうですね。

 

商標が有名になるのはよいのですが、有名になればなるほど、普通名称化防止対策が必要なようです。

今日は以上です。