こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

先日の日経新聞で、バンダイの、20代から30代女性向けのキャラクター玩具「PROPLICA ムーンスティック」が紹介されていました。

詳細はこちらです⇒ http://sailormoon.tamashii.jp/archives/proplica.html

記事によると、1990年代にヒットした「美少女戦士セーラームーン」の「ムーンスティック」を模したものだそうで、1992年に発売して40万個以上を発売したヒット商品のリメークだそうです。

当時、未就学児または小学生だった人がターゲットということになります。来春発売予定で、価格は8,800円ということです。

 

この記事を読んだとき、果たして大の大人がこれを購入するのだろうか、と首をひねってしまいました。値段も決して安くはありません。

少子化で玩具メーカーも市場の掘り起しに迫られているのでしょうか。残念ながら、私はセーラームーン世代ではないのでピンとこないのですが、元セーラームーンファンの20代の女性にとっては、魅力的なものなのかもしれません。

 

キャラクター・データバンクの統計によると、2011年及び2012年のキャラクター商品の年齢別カテゴリーシェアは次のようになっています。

2011年⇒ 0~6歳:37.75%  20~29歳:16.95% 30~39歳:8.26%

2012年⇒ 0~6歳:37.36%   20~29歳:17.65% 30~39歳:8.52%

 

20代、30代のボリュームが意外にも大きいのに驚かされます。

また、近年の統計では、0~6歳の未就学向けのマーケットシェアが下がってきているのに比較して20代、30代向けのシェアが伸びています。

20代、30代がキャラクター市場に影響力を持っているのは、日本独特の現象だということを聞いたことがあります。

幼少のころから、魅力的なキャラクター商品やコンテンツに囲まれて育った環境が影響していると思います。

 

日本の人気キャラクターのライセンサーは特にアジアに向けて海外展開を図っているようですが、

アジア諸国でも、将来、日本と同じように20代、30代がキャラクター市場に影響力を持つ現象が起きるかもしれません。

今日は以上です。