ライセンス契約書を作成する際に役立つ資料1

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

今回は、ライセンス契約書を作成する際に役立つ資料、しかも無料のものについて書きます。

ライセンス契約書に関する参考書は、近年たくさん出版されていますが、信頼でき、かつコンパクトにまとまっていて、しかも”無料”ということで、「知っておきたい特許契約の基礎知識」を紹介いたします。参考書のイラスト

この本の著作権は、独立行政法人工業所有権情報・研修館が有していますが、ネットから自由にダウンロードすることができます。

契約の基本から、「知的財産の利用に関する独占禁止法上の指針」や「共同研究開発に関する独占禁止法上の指針」の解説に加え、各種契約書のサンプルまで掲載されており、初心者から上級者まで使える非常に価値のある資料だと思います。

契約書のサンプルとしては、

  • 特許実施許諾契約
  • 特許及びノウハウ実施許諾契約
  • 共同研究契約
  • オプション契約
  • 特許権譲渡契約
  • 特許専用実施権許諾契約
  • 特許共同出願契約
  • 秘密保持契約書1
  • 秘密保持契約書2
  • 秘密保持宣誓書

が掲載されています。

また、これらの契約に関するチェックリストも掲載されています。
さらには、参考として請求書(一時金)、特許実績報告書、請求書(実施料)まで掲載されています。

私が見た無料の資料の中で、これほどのチェックリストが掲載されているものを見たことはありませんし、請求書等のサンプルも掲載されているものを見たこともありません。
非常に貴重な資料だと思います。

ただ、惜しむらくは、2010年9月1日改訂版以降、改訂がなされていないということでしょうか?
(これだけの内容を改定するには結構費用がかかるので、仕方がないのかもしれません。)

最新の法改正には対応しておりませんが、基本的な考え方は今でも十分価値があると思いますので、ライセンス契約を勉強するときには、まずこの本をお勧めいたします。

是非ダウンロードして、手元に置いてください!

弊所では、発明の発掘・権利取得から権利行使、ライセンス契約まで一貫して取り扱っております。
ライセンス契約等に不安がある方は、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。