中小企業の知的財産戦略を考える際に役立つ資料22

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

企業の強みを生かす 知的財産制度活用ガイドブック 表紙

引用:企業の強みを生かす 知的財産制度活用ガイドブック

今回は、創業から新規事業・事業拡大等の各ステップごとに役立つ知的財産制度をまとめた資料(企業の強みを生かす 知的財産制度活用ガイドブック)をご紹介します。

この資料は、沖縄総合事務局が取りまとめたもので、企業が属する業界や企業の成長段階に応じた知的財産の活用方法が事例を挙げて説明されています。

さて、内容ですが、次のような目次となっています。

  1. 「知的財産権」とは
    知的財産権の種類①
    県内の活用事例
    知的財産権の種類②
    県内の活用事例
  2. 業界に応じた知的財産の活用方法
    製造業
    情報通信業
    建設業
    飲食店・店舗など
    農業
    水産業
    知的財産チェックリスト
  3. ビジネスにおける知的財産の活用方法
    知的財産権を活用する6つのメリット
    経営課題と知的財産
    創業期の知的財産の活用
    特許情報を分析して市場を知る
    資金調達について
    知的財産の評価と資金調達
    金融機関の知的財産への注目
    知的財産を活用したビジネス展開
    強みを利益につなげる
    海外ビジネスと産業財産権
    外国出願・海外展開事例

なお、知的財産としては、特許・実用新案・意匠・商標(地域団体商標を含む)だけでなく、地理的表示、種苗法等についても解説されています。
(ちなみに、地理的表示については、我々は日本初の代理人弁理士となります。)

この目次を見て分かるように、業界ごとの知的財産の活用事例や、どのような目的で知的財産を活用できるかが分かるようになっています。

そして、この資料の特徴は、やはり沖縄県内の企業が商品(権利)の写真・図面と共に実名で紹介されていることだと思います。
(事例として挙げられることが少ない建設業、農業や水産業の事例も掲載されています。)

沖縄在住の方であれば、あの企業はこんな知的財産を持っているんだ!と思われるのではないでしょうか?

また、知的財産権を活用する6つのメリットとして、次の6つが説明されており、知的財産はこういう風に活用できるということが分かるようになっています。

  • 他との違いが「見える化」される
  • 社員の「レベルアップ」を推進できる
  • 競合する企業との「競争で優位」に立てる
  • 取引先との「交渉力」を強化できる
  • 顧客にオリジナリティーを「伝える」ことができる
  • パートナーとの「関係づくり」に生かせる

この資料を読んで、知的財産の活用方法を見直してみませんか?
貴社と同様な状況の会社の事例があるかもしれませんよ。

弊所では、知的財産権の取得だけでなく、その活用方法に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。