安全保障貿易管理に関するe-ラーニングが公開されています

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

日本列島のイメージ図2018年5月29日に、経済産業省が安全保障貿易に係る大学・研究機関の教職員向けe-ラーニングを公開しましたので、今回はこれについて書きます。

なお、このe-ラーニングは、大学・研究機関の教職員・研究者向けのものとなっていますが、民間企業に所属する人が外為法を理解するのにも非常に役立つものだと思います。

安全保障貿易管理管理とは、武器や軍事転用可能な技術・貨物が、安全保障上懸念のある国家やテロリストの手に渡ることを防ぐための国際的な枠組みで、外国為替及び外国貿易法(外為法)に規定されています。

輸出を頻繁に行っている企業では専門部署があることが多いですが、大学や研究機関ではそのような部署を設けることが難しいのが現状です。

そうであれば、当然安全貿易管理に関する教育も不十分なことが多いと思われます。

そこで、教育や研究の最前線にいる教員・研究者が外為法を理解し、組織内で必要な手続を確実に実施できるように、このe-ラーニングを公表しました。
ちなみに、このこのe-ラーニングは、経済産業省と文部科学省とによって作成されました。

さて、内容ですが、次のような5つのパート(6分~14分程度)で構成されています。

  1. 安全保障貿易管理の必要性
  2. 安全保障貿易管理の制度概要
  3. 個別ケースでの留意事項:前編(日常の研究活動の中で)
  4. 個別ケースでの留意事項:後編(外国人留学生・研究者受入れ、共同研究)
  5. 該非判定時の合体マトリクス表の使い方

特に、「5. 該非判定時の合体マトリクス表の使い方」は、合体マトリクスの使い方が丁寧に解説されており、この通りに行えば該非判定することができるようになるのではないかと思います。

安全保障貿易管理の担当者になったばかり方は、まずこのe-ラーニングを視聴してみてください!
きっと役立つと思います。

今日は以上です。