J-PlatPatが改良されます(2019)

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

昨年のブログでご紹介しましたが、J-PlatPatがさらに改良されるようです。

そして、その詳細が公表されたので、今回はそれについて書きます。

J-PlatPatの改良点に関する詳細はこちら

J-PlatPatの画面

引用:J-PlatPat

さて、その改良点ですが、次のようなものとなっています。

  1. タイムラグの改善
    原則、特許庁で書類が発出された翌日に、審査・審判経過情報が反映されることになります。
  2. 提供される書類の範囲拡充
    意匠の審査段階、商標の審査段階および産業財産権法4法の審判段階における書類が照会可能になります。
  3. 検索対象の拡充
    中国公報や韓国公報も日本語で検索可能になります。
  4. 機械翻訳の改善
    日本公報情報および日本審査書類情報を、ニューラル機械翻訳等による訳質が向上した英語翻訳で提供可能になります。
  5. 使いやすさの改善
    1. キーワード、文献番号による、四法(特許・実用新案・意匠・商標)での横断的な検索が可能になります。
    2. 検索結果が上限を超えた場合に自動絞込を行います。
    3. 検索結果のリスト表示で検索項目毎のソートが可能になります。
    4. 単一図面の拡大操作、回転操作等が可能になります。
    5. HTML5の機能を利用することで検索式の再利用が可能になります。
    6. 意匠図面の複数表示が可能になります。
    7. 日本意匠分類についてキーワード等で簡単に調べることが可能になります。

これらの改良点を見ると、本当に使いやすくなってきているのが分かると思います。この他に、意匠および商標の画像による類似意匠および類似商標の検索等が加わると、民間企業が提供しているデータベースが必要なくなる感じです。

これらの改良点のうち、個人的には、日本意匠分類についてキーワード検索ができるようになる点に期待しています。

今まで、意匠調査を行う場合には、日本意匠部類一覧表から意匠分類・Dタームを目で見ながら抽出していたのですが、キーワード検索が行えるようになれば、意匠分類・Dタームの抽出が楽になるのではないかと期待しています。

このように年々便利になるJ-PlatPatを活用しない手はないと思います。

ちなみに、今年は、J-PlatPat機能改善説明会が開催されています。

J-PlatPat機能改善説明会の申し込みはこちら

J-PlatPatの使い方をあまり知らない方は参加してみては如何でしょうか?
(私も参加する予定です。)

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J-PlatPatを活用したセミナーを企画する際には、是非弊所にご相談ください。

今日は以上です。