東京商工会議所の「中小企業の輸出管理体制構築支援」をご存知ですか?

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

東京商工会議所では、中小企業の輸出管理体制の構築を支援するために、中小企業等アウトリーチ事業を行っていますので、今回はそれについて書きます。

中小企業等アウトリーチ事業のトップ画面

引用:東京商工会議所 中小企業等アウトリーチ事業

中小企業等アウトリーチ事業はこちら

取り扱っている製品は、軍事転用されることはない思っていても、実は可能だったなんてこともあります。

そこで、輸出等を行っている方は、このアウトリーチ事業のサイトにアクセスして、自社製品等がリスト規制等に該当するか否か等の判定を行ってみては如何でしょうか?

さて、このアウトリーチ事業のサイトですが、次のよう情報が掲載されています。

  1. 輸出管理の留意点が簡潔にまとまった、次の2つの動画
    1. 中小企業のための輸出管理 外為法に違反しないために
    2. 中小企業のための輸出管理【実践編】 輸出管理の三本の矢
  2. 懸念事例
    1. 工作機械 自動車の製造や切削→ウラン濃縮用遠心分離機の製造
    2. シアン化ナトリウム 金属めっき工程→化学兵器の原材料
    3. ろ過器 海水の淡水化→細菌兵器製造のための細菌抽出
    4. 炭素繊維 航空機の構造材料→ミサイルの構造材料
  3. 最近の主な違反事例(令和3年9月時点)
    1. 赤外線カメラの無許可輸出 中国→罰金100万円、3ヶ月の輸出禁止
    2. 誘導炉の無許可輸出 イラン等→3ヶ月の全貨物・全地域輸出禁止
    3. 磁気測定装置の規制違反、マレーシア迂回 ミャンマー→懲役2年(社長)、罰金600万円、7ヶ月間の全貨物・全地域輸出禁止
    4. パワーショベルの規制違反、中国迂回 北朝鮮→懲役1年6ヶ月(社長)、罰金120万円、1年1ヶ月間の全貨物・全地域輸出禁止
  4. 規制に該当するか否かを判断できるフローチャート
  5. 更新情報
  6. イベント・セミナー情報
  7. 関連サイト

外為法については、気にしていない企業も多いと思うので、このサイトにアクセスして、まず上記の2つの動画をご覧になって、輸出管理とはどのようなものかを理解してみては如何でしょうか?

弊所では、輸出管理体制に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。