こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

最近、毎日のようにNISA(ニーサ)の記事が新聞に出ています。テレビCMでは剛力彩芽さんが宣伝していますね。

NISAとは、来年1月から導入される少額投資非課税制度のことです。もともと、1999年よりイギリスが導入している個人貯蓄口座 (Individual Savings Account)をモデルにした制度です。

 

来年1月から、上場株式等の配当所得・譲渡所得への課税は(10%の軽減税率の廃止により)10%から20%になりますが、NISAを利用すれば5年間で最大500万円が非課税ということで、すでに300万件以上のNISA口座開設の予約申込があるそうです。かくいう私もすでに申込を済ませました。

 

ところで、この「NISA」という言葉ですが、今年の4月30日に日本版ISA愛称選定委員会において7009件の募集の中から選ばれた愛称です。愛称決定と同時に、日本証券業協会が(4月30日付けで)商標出願を済ませております(商願2013-32220)。指定商品・役務は、第9類「電子出版物」、第16類「印刷物」、第36類「有価証券の売買、有価証券指数等先物取引、有価証券オプション取引、・・・他」、第41類「電子出版物の提供、・・・他」です。

 

各証券会社は、顧客のNISA申込書類を税務署に申請するのですが、税務署の受付は10月1日よりスタートしました。証券会社の顧客獲得競争は過熱していますが、それに伴いNISAの名前も広く知れ渡ってきました。日本証券業協会は第三者に商標出願される前に、NISAの愛称決定と同時に出願したようですね。

 

ところで、金融繋がりで調べてみたのですが、今まで普通に使っていた言葉が、しっかりと商標登録されていたことが分かりました。

例を挙げると、

「日経平均」は(株)日本経済新聞社、

「東証株価指数/TOPIX」は(株)東京証券取引所、

「ナスダック」はザ・ナスダック・ストック・マーケット・インコーポレーテッド、

「J-REIT.jp」は一般社団法人不動産証券化協会の登録商標でした。

ちょっと意外でした。

 

今日は以上です。