WIPOから2012年の特許申請に関する報告書が発表されました。

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

先日、WIPO(世界知的所有権機関)から2012年の全世界の特許申請に関する報告書が発表されました。

詳細はこちら→ http://www.wipo.int/ipstats/en/wipi/index.html

 

これによると、2012年の特許申請件数は約235万件、増加率は9.2 %で、過去18年のうちで最も早い伸び(the fastest growth)となったそうです。

2009年は経済危機により、増加率は3.9 %の落ち込み(減少)でしたが、2010年は7.6 %、2011年は8.1 %と近年は回復傾向にあります。

2012年の全世界の特許申請の増加率が9.2 %になった大きな要因には、中国の24%という増加率(件数は約65万件)が大きく影響しています。

ちなみに増加率の2位は米国の7.8%、3位は韓国5.6%です。日本はわずかに0.1%の増加率でした。

 

ここ何年か日本の景気が停滞し、中国が日本に代わり台頭してきたこともあり、米国を初め海外からの特許出願は、日本をスルーして中国に向かっていました。

外国特許担当者と話をしても、あまり景気のよい話はなかったです。

しかし、日本も最近少しずづ景気が回復しているようで、特に、土木関係は人手が足りない位忙しくなってきているようです。

オリンピックに向けて、業界全体が活発化してくると、特許を初め、デザイン、商標など知的財産権の申請件数及び増加率も回復してくるのではないでしょうか。エネルギー関連の産業などに期待をしています。

今日は以上です。