地域経済分析システム(RESAS(リーサス))をご存知ですか?-8

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

このブログで紹介しているリーサスが、さらにバージョンアップしたので、それについて書きます。日本地図

経済産業省のプレスリリースによると、総務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、観光庁や民間データホルダーの協力を得て、次のような新たなマップを追加した第2次リリースを行ったようです。

(1)人口マップへの追加
• 「新卒者就職・進学」
新卒者の就職及び進学を契機とした地域間の流出入状況を都道府県単位で把握することができます。

• 「人口メッシュ」
「国勢調査」の総人口、男女別人口、世帯数、1世帯当たり人口の総数、増減数、増減率を地図上にメッシュで表示し、地域の人口分布状況を把握できます。

• 「将来人口メッシュ」
2010年の人口及び2050年の将来推計人口について、総数、増減数、増減率を地図上にメッシュで表示し、将来の人口分布の予想される変化を把握できます。

(2)企業活動マップへの追加
• 「表彰・補助金採択」
国内企業の表彰・補助金の採択状況を地図や一覧で表示し、企業の発掘や分析に役立てることができます。

(3)観光マップへの追加
• 「From-to分析(宿泊者)」
地域ごとの延べ宿泊者数について、居住地、性別、参加形態など宿泊者の属性別に構成割合、ランキング、推移を表示し、宿泊者の傾向が把握できます。

• 「宿泊施設」
宿泊施設の施設数、延べ宿泊者数(日本人・外国人)、定員稼働率、客室稼働率を宿泊施設タイプ別または従業員規模別に表示し、その推移や他地域との比較を見ることができます。

• 「外国人消費の比較(免税取引)」「外国人消費の構造(免税取引)」
免税店数や、地域別・国籍別・年代別での免税取引額の構成割合が都道府県単位で表示されます。

(4) まちづくりマップへの追加
• 「通勤通学人口」
通勤や通学による日常的な自治体間移動の状況、昼間人口、夜間人口や昼夜間人口比率、通勤通学先/元の自治体の割合、年代別の割合などが表示され、住民の行動範囲や往来の規模が把握できます。

• 「施設周辺人口」
2010年人口及び2050年の将来推計人口のメッシュデータに各種施設(図書館や公園等)の位置情報を重ね合わせ、施設から特定の距離に居住する人口が、2010年と2050年でどのように変化するのかをグラフで表示します。

• 「不動産取引」
不動産の種類別平均取引価格、個別の取引価格の分布、大規模土地取引の利用目的別件数などを表示し、地域の不動産取引の状況が把握できます。

(5) 雇用/医療・福祉マップへの追加
• 「求人・求職者」
職業分類ごとの有効求職者数、有効求人数、就職件数が把握でき、地域における職業分類ごとの雇用需給の状況を把握できます。

• 「医療需給」
医療の需要に関する指標、供給に関する指標をヒートマップやグラフで表示するほか、病院の入院患者数の地域間の流出入状況を円グラフで表示します。

• 「介護需給」
介護の需要に関する指標、供給に関する指標、介護保険料・介護費用をヒートマップやグラフで表示します。

その他に、メニュー構成とマップ名称の見直しを行ったようです。

RESASは当初から、すごいシステムだと思っていましたが、想像以上にすごいシステムになりつつあるようです。

アイデア次第では、今まで欲しくても得られなかったデータを入手することができるようになるかもしれませんね。
(ただ、素人が使うには巨大になりすぎたかも。。)
なお、2017年3月26日に、「地方創生☆RESASフォーラム2017」が開催されるようで、内容は次のようなプログラムとなっています。

プログラム
13:30                 会場・受付開始
14:00~              開会
14:05~              基調講演(山本幸三地方創生担当大臣)
14:55~              RESASの最新情報の紹介
15:25~              RESASアプリコンテストの作品紹介
15:40~              休憩
15:55~              パネルディスカッション
16:55~              閉会

RESASアプリコンテストの作品も紹介されるようですので、興味のある方は参加されては如何でしょうか?

申し込みページはこちら

今日は以上です。