エコレールマークをご存知ですか?

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

エコレールマーク

引用:国土交通省HP

今回は、国土交通省が企画したエコレールマーク事業で使われているエコレールマークについて書きます。

国土交通省のHPによると、エコレールマークとは、消費者、企業が一体となって鉄道貨物輸送による環境負荷低減のための取組を進めるよう促すことを目的とするマークと説明されています。

エコレールマーク事業は、公益社団法人鉄道貨物協会が事務を行い、この協会内に諮問機関である「エコレールマーク運営・審査委員会」が置かれ、申し込みのあった商品または企業について、審査・認定を行っています。

そして、認定を受けると、エコレールマークを使用することができるようになっています。

2017年10月時点では、認定商品は合計で213品目(188件)、認定企業は85社となっています。

さて、この認定の基準ですが、次のようになっています。

  • 商品の認定基準
    1. 当該商品(企業全体での製造分)について、数量、または数量×距離の比率で30%以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送(鉄道+トラック))に鉄道を利用していること
    2. 当該商品(同一工場での製造分)について、同上の条件を満たしていること
  • 取組企業の認定基準
    1. 当該企業(企業全体)について、数量、または数量×距離の比率で15%以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送[鉄道+トラック])に鉄道を利用していること
    2. 当該企業(一般消費者向け商品の製造部門に限定)について、同上の条件を満たしていること
    3. 当該企業(一般消費者向け商品の製造部門も含む)について、数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送、または全陸上貨物輸送を対象とする。)に鉄道を利用していること
  • 協賛企業の認定基準
    • エコレールマークの認定を受けた商品又はエコレールマーク取組企業の認定を受けた企業の商品の輸送・流通に関わっており、かつ、次の掲げる事項のいずれかに該当する事業者
      • 貨物鉄道事業者
      • 貨物利用運送事業者(鉄道を利用する者に限る)
      • 鉄道輸送用コンテナを保有している事業者
      • 流通事業者
    • ただし、鉄道貨物輸送に関わる事業者であって、エコレールマークの目的を理解し、エコレールマークの積極的な表示を通じて、消費者への理解を促すための使用が予定されている場合など、制度の趣旨に照らし、運営・審査委員会が適当と判断する場合を除く

申込書に必要事項を記載して、申し込むと審査が行われるようになっています。

ちなみに、2017年10月時点において、審査に関して料金はかかりませんが、エコレールマークの使用料として、年間10万円(契約期間は2年間なので、計20万円)を支払う必要があります。

エコレールマークはあまり知られていないかもしれませんが、公益社団法人により認定を受けることで使用できるマークです。

エコレールマークの趣旨を伝えることができれば、他社および他社の商品と差別化(ブランド化)を図るための1つの手段になると思います。

上記の認定基準に当てはまる場合には、申請してみては如何でしょうか?

なお、商標「エコレールマーク」は、公益社団法人鉄道貨物協会により商標登録されています。

  • 商標登録第4933759号
  • 商標登録第5086174号
  • 商標登録第5089775号

弊所では、商標だけでなく、ブランド化のサポートも行っております。
ブランド化に関して何かありましたら、弊所に是非ご連絡ください。

今日は以上です。