国際公開公報の形式が変更されます(2024)

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

特許庁のプレスリリースによると、2024年6月20日の公開案件より日本国を受理官庁とする国際出願から新形式の国際公開公報となります。

新形式による国際公開につい トップ画像
引用:特許庁HP

特許庁のプレスリリースはこちら

新形式は、修正された用紙の下部の余白に押印する代わりに、右側の余白に修正が加えられた箇所をより具体的に特定する表示がなされるようです。

具体的には、修正が加えられた段落、請求項、又は図面等の右側の余白に縦線が引かれ、適用された法的根拠と当該修正が管轄機関に提出された日付が表示されるようです。

また、、国際事務局に対して提出する条約19条の規定に基づく補正については、従来、各ページの下部に押されていた「補正された用紙」のスタンプ表示がなくなり、冒頭に「補正された請求の範囲(条約第19条)」と国際事務局が受理した日付が表示されるようです。

未だ実際の国際公開公報が公開されていないので、修正が加えられた箇所をより明確になったのかは分かりませんが、修正箇所が上記のように表示されることは頭の片隅に覚えておいた方が良いと思います。

よりユーザーフレンドリーになることを期待しましょう!

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何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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