海外進出の際の商標採択の注意点

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

最近、ハラルという言葉をよく聞くようになりましたね。

ハラルとは、アラビア語で「許されている」「合法」の意味だそうです。

イスラム教徒の方は、豚肉やアルコールなどは「ハラル」ではないため、口にすることが禁止されています。

私も、先日、イスラム系の方を囲んで食事をしたのですが、その方はアルコールは一滴も飲まれませんでした。食事も、一品一品、材料が豚肉かどうかを確認されていました。

 

東南アジアのイスラム教徒の人口は2億人以上いるとされています。

このような巨大なマーケットを見逃すわけもなく、日本からイスラム圏に進出する企業も増加しています。

身近な例だと、カレーハウスCoCo 壱番屋は昨年末、インドネシアに1号店をオープンしました。豚肉を使用しないメニュー構成だそうです。

 

このような文化や宗教が異なる国への進出の際は、その国の事情を把握しておく必要があります。

これは、ブランド名(商標)採択の際にもあてはまります。

将来海外展開をする予定で、日本国内で使用するブランド名をそのまま使用するのであれば、進出先で宗教・文化上、問題となる言葉であるかどうかを事前に調査しておく必要があります。

海外展開も見越してブランド展開をする場合は、留意が必要です。

今日は以上です。