ライセンス契約書を作成する際に役立つ資料15

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

今回は、ライセンス及びノウハウ実施契約書を作成する際に役立つ資料(特許及びノウハウ実施契約 契約書のひな型と作成のための留意点)をご紹介いたします。←ダウンロードできなくなっているようです。
(この資料は中国経済産業局が取りまとめたものです。)

この資料は、コンパクトにまとまっており、サッと読めるボリューム(16ページ)になっています。

たとえば、次のような条項について、解説されています。

  1. ミスした時のイラスト定義
  2. 実施許諾
  3. 技術情報の開示及び技術援助
  4. 対価及び支払方法
  5. 実施報告
  6. 対価の不返還
  7. 帳簿の管理と閲覧
  8. 表示
  9. 秘密保持と流用禁止
  10. 改良技術
  11. 保証
  12. 特許等侵害の排除
  13. 不争義務
  14. 契約の譲渡
  15. 解約
  16. 契約有効期間
  17. 契約終了後の措置
  18. 協議
  19. 管轄裁判所

そして、この資料の特徴は、各条項に対してチェックポイントが記載されていることです。
たとえば、改良技術に関する条項のチェックポイントとして「1.相手方の改良技術は入手可能となっているか。」と記載されています。

これらのチェックポイントは、すべてのライセンス契約書に共通の事項になりますので、非常に役に立ちます。

ご自分で作成したライセンス契約書をチェックする際に是非活用してください!

なお、ライセンス契約等に不安がある方は、弊所にご相談ください。

今日は以上です。

PS:2017年8月時点で資料をダウンロードできなくなっていることを追加

※個人的には、ライセンス契約のような複雑な契約には「ひな型」はあり得ないと考えています。これは、ライセンシーがどのようなビジネスを行うのかを理解して初めて、ライセンス契約書案を作成するため、同じライセンス契約書はあり得ないと考えているからです。