「院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性」が公表されました

「院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性」が公表されました

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性の表紙
引用:院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性

以前のブログでご紹介した「医療機器開発における学会連携の手引き」と共に、「院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性」が公開されましたので、今回はそれについて書きます。

「院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性」はこちら

この資料は、組織ぐるみで医工連携を推進したい医療関係者や、地域で医工連携による産業活性化を支援したいと考えている方を対象として取りまとめられたものです。

さて、この資料ですが、次のような目次となっています。

  1. 市中病院における医療機器開発促進に向けての方向性(支援の主体別)
  2. 医工連携活動への参加に対する3つの「障壁」と解決策(例)病院全体で医工連携を推進するフロントランナーたちの先進事例
    1. ステップ1 交流会等への参加
    2. ステップ2 企業との交渉
    3. ステップ3 共同研究の開始

この資料を読んでみていただければ分かると思いますが、この資料には、病院が企業と連携して
医療機器開発に取り組む上での課題と、取組の方向性が示されています。

具体的には、次のような表が掲載されています。

市中病院における医療機器開発促進に向けての方向性(支援の主体別)の表
引用:院内の医工連携活性化に向けた課題と今後の方向性

将来、本当にこの方向性の通りになるか分かりませんが、行政機関等はこの資料を参考にして施策を行う可能性もあります。

医療機器開発を考えている企業は、この資料を参考にして開発を進めてみては如何でしょうか?

弊所では、医療機器開発に関する契約や知的財産権のご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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