ネット上での他人の著作物の利用について

 

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

自分の書いた文章が知らない間に、(「引用」ではなく)他人のウエブにコピペされていたという経験はありますか?

私はあります。知り合いのウエブでした。事前に言われればOKを出していましたが、「せめて事前に了解を取って欲しかった」と思いました。

記事がアップされるという結果としては同じでも、事前に一言あるかどうかの違いは大きいです。

無断でアップされると、いや~な気持になるものです。

これが、手間ひまかけて制作したデザインだったらどう思うだろうか、と考えてしまいました。怒り心頭だったかもしれませんね。

 

今はネットの時代ですから、知らないうちに他人の著作権を侵害してしまうことは往々にしてあると思います。

勝手に人の文章をネット上でコピペする行為は、著作権法違反(複製権、送信可能化権侵害)となり得ます。

 

著作権の問題は、大抵、事前に権利者に了解を得ることによりトラブルは防げると思います。

当然のことながら、著作物を利用した後の報告(使用態様の報告など)も怠らないことが重要です。

ネット上での他人の著作物の利用には特に慎重さが求められます。

 

今日は以上です。

 

 

 

この記事を書いた人

鈴木 徳子