こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。
昨日のニュースで、「倍返し」の商標登録のことが報道されていましたね。
⇒ http://www.news-postseven.com/archives/20131110_226204.html
私も、「倍返し」の記事を先月書きましたが、なかなか反響がよかったです。
ドラマの影響ももちろんですが、この「倍返し」という言葉に込められる「反骨精神」に共感を持つ人が多いのかもしれませんね。
バレンタインデー、ホワイトデーを過ぎても、まだまだ「倍返し」という言葉の人気は続くかもしれません。
ところで、テレビのドラマやニュースなどで人気になった言葉をすぐに商標出願する人がいますが、言葉には流行がありますから、登録する価値があるかどうかを考えて出願する必要があると思います。
出願から登録までには半年位はかかりますから、登録の時点では忘れられているかもしれません。
たとえば、「DJポリス」覚えていらっしゃいますか?
私としては、”忘却の彼方”状態になりつつありますが。。
今年の6月に、サッカー日本代表がFIFAワールドカップ・アジア予選でワールドカップ出場を決めた夜の渋谷で一躍人気者となった警察庁機動隊員の愛称です。
この「DJポリス」という言葉も人気になった直後、全く関係のない人により商標出願されたことが話題となりました。
現在は、まだ出願中ですが、特許庁がどのように審査するのか気になりますね。
今日は以上です。