「起業ライダーマモル」をご存知でしょうか?

こんにちは。高田馬場のブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が開発した起業相談AIチャットボット「起業ライダーマモル」をご存知でしょうか?(下記画像は、起業ライダーマモルのサイトより引用)

起業を目指す人向けに起業に関する相談ができるLINEの無料サービスです。これまでに蓄積された企業相談の内容や専門家の知識に関する膨大なデータをAIが分析して、様々な企業に関する疑問をサポートしてくれます。

このサイトでは、「起業を知る」「アイデアをかたちにする」「事業計画書をつくる」といった質問メニューボタンが予め設定されています。メニューボタンを一つ選んでクリックし、そこに表示される複数の質問事項のうちの一つを選ぶという工程を踏んでいくと、起業に関する質問(よくある質問)に対する回答を得ることができるという仕組みになっています。私も試しにメニューボタンの「集客・人事・会計のやり方」をクリックし、「税務や法務の手続」→「知的財産権とは」という項目を順にチェックしてみました。そこには、知的財産権の取得方法や相談先などの説明やリンク先も表示され、概要が分かるようになっていました。

ところで、起業する人の悩み事ベスト3は何なのか、気になったので調べてみました。日本政策金融公庫が2018年に融資時点で開業後1年以内の企業1746社に対して行った調査によると、「開業時に苦労したこと」という質問に対する回答で一番多かったのは、「顧客・販路の開拓」(49.1%)、2番が「資金繰り、資金調達」(43.9%)、3番が「財務・税務・法務に関する知識の不足」(31.6%)となっていました。

起業ライダーマモルは、上記3点の悩み事には一通り対応可能となっているようです。ただし、このサービスは起業に関する知っておくべき知識が得られる便利なサイトであるとはいえ、ある程度利用者側が主体的に調べる必要があり、また、学ぼうという意欲も要します。もしかすると、面倒くさい開業の手続などは全て丸投げできるサービスの方が良いと思っている人の方が多いかもしれませんね。

弊所では起業の際に知っておくべき知的財産や補助金などのご相談に対応できます。お気軽にご連絡下さい。

今日は以上です。