「知財活用アクションプラン」が改定されました

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

令和3年12月に、特許庁・独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)は、中小企業・スタートアップにおける知財経営及びイノベーション創出に貢献する知財戦略の強化を目的とした「中小企業・スタートアップの知財活用アクションプラン(中小企業庁と連名)」と、「大学の知財活用アクションプラン」を公表しましたが、その知財活用アクションプランの改訂版が公表されましたので、今回はそれについて書きます。

知財活用アクションプラン改訂版 表紙
引用:知財活用アクションプラン改訂版

「知財活用アクションプラン改訂版」はこちら

今回の改訂では、次の点が改訂されています。

  1. 地域のニーズに即したきめ細かいワンストップ知財経営支援サービスの実現
    1. 知財経営支援ネットワーク/地域知財経営支援ネットワークの構築
  2. 大学シーズをはじめとする研究開発成果の社会実装までを実現する知財戦略の浸透
    1. 大学支援事業、ディープテック・スタートアップ支援事業への知財支援の組込み
    2. ナショナルプロジェクトの知財マネジメント強化
  3. 経営戦略と知財戦略の一体化
    1. オープン&クローズ戦略支援の強化
    2. 経営力再構築伴走支援、収益力改善支援への知財支援の組込み

今後の特許庁等の施策として、上記のアクションプランに準じた取り組みが行われることになると思います。

自社に役立つ取り組みが行われる可能性があるという場合には、特許庁の施策等に注目しては如何でしょうか?

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弊所では、知的財産に関する様々なご相談を承っております。
何かありましあら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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