こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
特許庁のプレスリリースによると、令和6年度における中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、大学等に対し、海外展開に向けた新事業が開始されるので、今回はこれについて書きます。
「海外展開に向けた新事業を開始します」Webページはこちら
なお、新事業の概要は次の通りとなっています。
| 補助対象者 | 中小企業、中小スタートアップ企業、小規模企業、大学等 |
| 補助対象経費 | 海外特許庁における権利化のための手続（①出願、②審査請求、③中間手続の手数料、及びこれら手続に要する翻訳費用・国内/現地代理人費用 等 |
| 補助率 | 1/2（上限あり） |
| 公募回数 | 年3回程度（年度をまたいだ補助事業の実施が可能となります） |
現時点（2024年1月）では、令和6年度予算案の国会での可決・成立が前提となっていますが、予定通りに予算が成立する可能性が高いと思います。
これから、外国出願を検討している中小企業やスタートアップは、是非この新事業を活用してください！
外国での特許権取得の費用を大きく減らせる可能性があります。
弊所では、補助金等を活用した外国特許出願や外国商標登録出願のご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。