中小企業の知的財産戦略を考える際に役立つ資料7

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

今回は、四国経済産業局特許室が作成した資料(特許便利帳)をご紹介します。
この資料は、平成16年11月に作成された旧版の特許便利帳を大幅に見直し、初心者の方からすでに知的財産を活用されている方まで、楽しく知財の知識を得ていただくことを目的に作成されたとのことです。

この資料を見ると、武将のキャラクター(兜や馬の色はいろいろ変わっていますが、顔はすべて同じのような・・)が登場し、さまざまなアドバイス等をしてくれています。

単なる文字だけの資料と比較して、分かりやすくなっているのではないでしょうか?

さて、内容ですが、次のようになっています。

  1. 特許室のご紹介と知財に関する支援メニュー
  2. 産業財産権取得の流れ
  3. 四国地域知的財産戦略本部
  4. その他の知的財産権等
  5. 地域ブランド

となっています。

これだけを見ると、他の資料とあまり変わらないように見えますが、「技術移転機関(TLO)の紹介や、「共有特許の法的ルール」など多少マニアックな情報も掲載されています。

あと、このようは資料ではあまり紹介されない自動納付制度も紹介されています。

役所の人?のイラスト自動納付制度とは、所定の手続を行うことにより、指定口座等から特許料等を徴収し、特許(登録)原簿に一年ごとに自動登録する制度です。

この制度を利用することにより、特許料の納付忘れによる権利失効を防止することができます。
ただ、自動的に納付されてしまうので、きちんと管理をしておかないと特許権を放棄しようとしていたのに勝手に徴収されてしまった!ということもあり得ます。

この他に判定制度・特許料等の減免制度・職務発明制度なども紹介されており、知的財産に関するさまざまな制度がコンパクトにまとまって記載されています。これを眺めるだけでも、一通りの制度を理解できるのではないでしょうか?

特許・実用新案・意匠・商標の出願の流れや、外国出願の流れも記載されており、知識の整理にも役に立つと思います。

是非活用してみてください!

今日は以上です。