特定保健用食品(トクホ)の許可が取り消された事例

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

サプリメントのイラスト以前のブログで、特定保健用食品(トクホ)なのに勧告を受けた事例について書きましたが、今回は制度の創設以来初めて、特定保健用食品の許可が取り消された事例について書きます。

取り消された特定保健用食品は、すべて日本サプリメント株式会社の商品で次のものになります。

商品名食品の種類関与する成分
ペプチド茶粉末清涼飲料かつお節オリゴペプチド
ペプチドストレート顆粒かつお節オリゴペプチド
ペプチドスープEX乾燥スープかつお節オリゴペプチド
食前茶粉末清涼飲料豆鼓エキス
豆鼓エキスつぶつぶタイプ錠菓豆鼓エキス
ペプチドエースつぶタイプ錠菓かつお節オリゴペプチド

後日公表された消費者庁のプレスリリースによると、その取消理由は「許可時の関与成分が規定量含まれていない、関与成分がそもそも含まれていない」ということだったようです。

食品は、見た目ではどのようなものか分かりませんので、パッケージやポップ等の表示が非常に重要になります。

そして、特定保健用食品や機能性表示食品は、食品の機能を特別に表示できるという国の制度です。

消費者は、これらの表示を信用して商品を購入するので、これらの制度を利用する企業は、その信用性が低下しないような事業を行って欲しいです。

特に飲食料品を扱っている企業は、通常の物品を扱っている企業よりも高い安全性を求められます。
特定の表示に関する許可(トクホ、機能性表示、特定用途等)を得ている企業は、通常の品質管理に加えて、その表示の根拠となる物質等の管理も是非行ってください。

ところで、特定保健用食品や機能性表示食品に関する特許が取得しやすくなりました。
その情報はこちら

特定保健用食品や機能性表示食品に関して、特許の取得を考えている方は是非弊所にご相談ください。

今日は以上です。