著作権に関する判例をまとめた法律専門誌が著作権侵害で出版を差し止められた!?

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

今日は、著作権に関する判例をまとめた法律専門誌が著作権侵害で出版を差し止められたという事件をご紹介します。

その法律専門誌とは、株式会社有斐閣が出版しようとしていた「著作権判例百選 第5版」です。
(ちなみに、弊所は「著作権判例百選 第4版」を保有しています。)

事件の内容は、『「著作権判例百選 第4版」の編者だった大学教授が、第4版と8割以上の内容が同じ第5版の編者から氏名が外されていることに対し、著作権侵害であるとして第5版の出版差止を求めた仮処分を申し立てたところ、それが認められて「著作権判例百選 第5版」の出版差止の仮処分を認められた』ということのようです。コピーしている人のイラスト

参考記事:毎日新聞の記事(現在は閲覧できません)

第5版が第4版の二次的著作物と判断されて、①著作権法第27条および第28条違反ということで仮処分が認められたのか、②著作者人格権(著作権法第19条)侵害ということで仮処分が認められたのかは、この記事だけでは判断できませんが、詳細が分かったらブログに書きたいと思います。

しかし、著作権法の著名な専門誌が著作権侵害で出版を差し止められるなんて、世間的には面白い事案じゃないかと思います。

著作権は、非常に複雑な権利です。
著作権の譲渡やライセンス契約等について、何かありましたら弊所にご相談ください。

今日は以上です。