ビジネス関連発明の動向(2020)

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

2020年7月27日に、特許庁から「ビジネス関連発明の最近の動向」が公表されましたので、今回はそれについて書きます。

「ビジネス関連発明の最近の動向」はこちら

ビジネス関連発明の特許出願件数の最近の動向は、次のグラフに示されるように徐々に増加してきています。

ビジネス関連発明の出願件数の推移のグラフ

引用:特許庁HP

ビジネス関連発明の出願分野の内訳は、次のようになっています。

分野別ビジネス関連発明の出願件数の推移のグラフ

引用:特許庁HP

このグラフから分かるように、出願分野としては、

  • サービス業一般(宿泊業、飲食業、不動産業、運輸業、通信業等)
  • EC・マーケティング(電子商取引、オークション、マーケット予測、オンライン広告等)
  • 管理・経営(社内業務システム、生産管理、在庫管理、プロジェクト管理、人員配置等)

の3つが上位を占めているようです。

特許庁は、これらの分野の特許出願数が増えている要因についても解説していますので、気になる方は「ビジネス関連発明の最近の動向」のWebページをご参照ください。

個人的に気になっているのは、次のグラフから分かるように「2015年以降、AI関連発明が増加している」ということです。

各分野におけるAI関連発明の出願件数の推移のグラフ

引用:特許庁HP

弊所でも、AI(人工知能)を活用した発明に関するご相談が増えてきています。

これは、「ディープラーニング:Deep Learning」(深層学習)と呼ばれる技術等を利用することによって、より適切な回答を出力するAIが出現してきたからだと思います。

ただ、AI技術を活用した発明を特許化する際には、明細書中にAIについてキチンと記載する必要がありますので、ご注意ください。

その注意事項については、特許庁の「AI関連技術に関する特許審査事例について」というWebページにまとめていますので、確認してみてください。

「AI関連技術に関する特許審査事例について」についてはこちら

このWebページに掲載されている「AI関連技術に関する特許審査事例について」の内容については、後日ブログで説明する予定です。ご期待ください。

弊所では、AI関連技術を含めたビジネス関連発明に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。