「著作権契約書作成支援システム」をご存知ですか?

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

著作権法を所管している文化庁が「著作権契約書作成支援システム」を公開していますので、今回はそれについて書きます。

引用:著作権契約書作成支援システム

「著作権契約書作成支援システム」はこちら

この「著作権契約書作成支援システム」は、一般の人を対象者とし、いくつかの利用場面について、著作権等に関する一般的な契約書式のひな型を調査・研究し、文化庁のホームページを通じて公開し、文書による契約を推進することを目的としています。

ただし、この「著作権契約書作成支援システム」を利用する際には、次の注意事項に注意してください(「著作権契約書作成支援システム」の注意事項に記載されています)。

  • このシステムは、著作物の創作や演技・演奏等の実演を職業としない者とその利用を職業としない者の契約(一般人どうしの契約)を想定して開発されている点
  • このシステムは、あくまでも契約書の作成支援システムであり、システムが提供するのはあくまでも契約書案ですので、実際に利用する場合は内容をよく理解した上で利用者の責任で使う必要がある点
  • 実際の契約は、当事者間で様々な条件が設定されるのが通常ですので、実際に利用する場合は、このシステムで作成した契約書案を基にして、修正する必要がある点

さて、この「著作権契約書作成支援システム」ですが、次のような契約書案・募集要項を作成することができるようになっています。

  • 講演・パネルディスカッション・座談会
  • 演奏会、上演会などにおける実演
  • 原稿の執筆
  • イラストの作成(ポスター・パンフレットなどの作成)
  • ビデオ(会社のイメージ映像、社員研修用映像等)の作成
  • 写真の撮影
  • 音楽の作成
  • 舞踏、無言劇の作成
  • 既存の原稿(エッセイ、詩、小説など)やイラスト、写真、自作の楽曲・映画、舞踏(ダンス)・無言劇などの利用許諾
  • 主催者が利用するイラストなどの公募
  • 展覧会、発表会、コンクールなどの作品募集

これらを見ると、よく使われそうな場面に必要となる契約書案等は、ほとんど含まれていると考えても良いのではないでしょうか?

著作権に関する契約書案を作成する必要ができた場合には、まずは「著作権契約書作成支援システム」で契約書案を作成し、それを状況に合わせて修正して契約書を作成してみては如何でしょうか?

このようなシステムを無料で利用できるなんてすごいと思いませんか?
是非このシステムを活用してください!

弊所では、著作権を含めた知的財産権のライセンス契約に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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