お酒のブランディング

こんにちは。弁理士法人ブランシェ国際知的財産事務所の鈴木徳子です。

お酒の品評会として有名なものとして、IWSC(インターナショナル・ワイン・スピリッツ・コンペティション)、SFWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)があります。

これらの品評会で受賞すると、国際的に認知度の高いラベルを使用することができ、国内外を問わず商談を有利に進めることができます。地方の酒造会社が受賞をきっかけとして、海外から直接取引の依頼が来たという話もよく聞きます。

先日、弊所でも、某地方企業さんからのご依頼で複数の焼酎をIWSCのスピリッツ部門に出品するお手伝いをしました。

IWSC本部のあるイギリスまで複数の焼酎のボトルを送ったのですが、途中でボトルが破損してしまい、運送会社とのやり取り等ちょっと大変でしたが、無事に再送でき、審査に間に合ってホッとしています。

IWSCの審査はこれからなので、結果が楽しみです。

このように、国際的に権威のある賞を受賞して味や品質のお墨付きをもらうことにより、ブランディングが可能となります。品評会への参加費や配送料等の費用はかかりますが、広告費と考えればお得だと思います。

消費者の側からも、受賞ラベルがついたお酒であれば安心感があります。数多くの同じようなお酒の中から1点を選ぶときの決め手にもなるのではないでしょうか。

是非、地方で頑張っておられる酒造会社の皆様には、是非、品評会への出品を検討していただきたいと思います。

弊所では、IWSCやSFWSC等の品評会への出品のお手伝いをはじめ、ブランディングのご相談を承りますので、お気軽にご連絡下さい。

今日は以上です。

ワイン

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鈴木 徳子