マスク着用新方針を迎えるにあたり、マスクの意匠を振り返る

こんにちは。弁理士法人ブランシェ国際知的財産事務所の鈴木徳子です。

2023年3月13日から、コロナ対策としてのマスクの着用が屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねられることになります。

東京都ではラッシュ時の電車やバスではマスクは推奨という方針を取るようですが、少なくともすいている電車でマスクをしていなくても周りから白い目で見られることはなくなりそうです。

とはいえ、花粉症の私はマスクはマスト(MUST)なので、今回の新方針はあまり関係ありません。5月の連休前まではマスクは常に着用する予定です。

ところで、マスクといえば、そのデザインに関して多くの意匠が出願されました。弊所でも、複数のお客さんから衛生マスク関連商品(マスクやマスクケースなど)の意匠出願を依頼されました。

国内初のコロナ感染者が確認された のが2020年1月16日なので、コロナが始まった年を2020年と考え、2020年1月1日から2022年12月31日までの3年間で、「衛生マスク」関連の意匠がどれくらい出願されたかを調べました。

結果は265件でした(JPlatPatで「意匠に係る物品名」を「衛生マスク」で検索しました)。

ちなみに2017年1月1日から2019年12月31日までの3年間で同条件で検索したところ、わずか34件でした。

コロナ禍の2020年1月1日から2022年12月31日までの3年間の衛生マスク関連の意匠出願件数は、その前の3年間(2017年1月1日から2019年12月31日まで)と比較して、7倍以上となりました。

しかし、コロナ禍において出願された衛生マスクは、一過性のものも多く含まれていると思います。意匠権を取得するにはそれなりに費用がかかりますが、権利を取得して費用対効果があったかどうかはわかりません。

ところで、先日初めて、マスクチャームという、マスクに取り付けるアクセサリーの現物を見たのですが、最初は(片方だけの)イヤリングかと思いました。いろんなことを考え付く人もいるものだと思いました。ただ、実際にマスクにマスクチャームを付けている人を見たことはありませんが。

今後は、衛生マスク関連の意匠出願件数は減少していくと思いますが、マスク習慣がすっかり定着した人たちがどのようになっていくのか興味深く見ていきたいと思います。

知財に関するご相談がありましたがお気軽にご相談下さい。

今日は以上です。

この記事を書いた人

鈴木 徳子