地域経済分析システム(RESAS(リーサス))をご存知ですか?-3

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

以前のブログ(RESASRESAS-2)に続き、地域経済分析システム(RESAS)について書きたいと思います。

ちなみに、地域経済分析システム(RESAS)とは、いわゆる「ビッグデータを活用した地域経済の見える化システム」です。

以前のブログで「RESAS の使い方セミナーを開催してくれると嬉しい」と書きました。
今回、セミナーではないですが、RESASを活用した分析手法例ver.1が公開されました。

今回公開された分析手法は、自治体職員の利用を念頭にしているものだそうですが、RESASの使い方を解説した貴重な資料なのでご紹介します。

分析の流れとして次のようなステップで解説されています。日本地図

STEP0 人口の動きをしっかり見る
STEP1 地域における主要な産業を選ぶ
STEP2 主要産業について他地域と相対比較する
STEP3 主要産業における中核企業を抽出する
STEP4 人の動きを分析する(商業サービス業のみ)

STEP0では、国勢調査のデータを活用することによって、通勤通学における人の動きも分析できるようです。

STEP1では、外から稼いでいる産業を抽出することができるようです。農業部門別販売金額および林業総収入も把握できるようです。

STEP2では、主要産業の特徴を把握できるようです。地域ごとにこのような特徴を把握できるようになるんですね。

STEP3では、主要産業における中核企業候補を抽出できるようです。売上高順位だけでなく利益貢献度順位や雇用貢献度順位も分かるようです。

STEP4では、今までのデータとは違って、人口集積度合の高い地点(メッシュ)を指定し、月別・時間単位別の流動人口を把握できるようです。以前は実地調査(人が張り付いてカウンターで計測)する必要があった数値を簡単に入手できるようになりますね!

RESASは巨大なシステムなので、どのように使えばよいか専門家でないと分からないと思います。このような分析手法例を数多く出してもらえると、いろいろな使い方のアイデアが出てくるのではないでしょうか?

政府にはどんどん分析手法例を出してもらいたいですね!

なお、この分析手法を実際に用いた分析事例(上尾・越谷・柏・取手4都市分析事例)も掲載されているので、実際にどのような結果がでるのか確認してみてください。

今日は以上です。