日アルゼンチン特許審査ハイウェイ試行プログラムが終了しました

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

アルゼンチンの国旗特許庁のプレスリリースによると、日アルゼンチン特許審査ハイウェイ試行プログラムが2021年12月31日で終了になりましたので、今回はそれについて書きます。

以前のブログに記載したように、日アルゼンチン特許審査ハイウェイ試行プログラムは2017年4月1日より実施されてきましたが、5年弱で終了ということになりました。

理由としては、アルゼンチンの国内制度に基づく日本からの出願の早期権利化が可能だからというものです。

具体的には、日本を含む海外の特許庁で特許が付与された出願と同様のアルゼンチン特許出願に関して、早期に権利化できる決議56/2016という制度があるからです。

アルゼンチンの決議562016

引用:特許庁HP

決議56/2016の制度に関するWebページはこちら

なお、決議56/2016の制度の対象となったアルゼンチン特許出願は、アルゼンチン産業財産庁にて新規性、進歩性及び産業上の利用可能性等の特許要件について判断されることなく、申請から60日以内に審査結果が通知されることになります。

2022年1月1日からは、日アルゼンチン特許審査ハイウェイ試行プログラムを利用することができなくなりましたが、決議56/2016の制度を活用することによって、アルゼンチンで早期に特許化することができますので、実務的にはあまり気にする必要がないと思います。

弊所では、決議56/2016の制度を活用したアルゼンチンへの特許出願代理も行っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。