タイムスタンプ保管サービスが終了します

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

押印のイラスト以前のブログで紹介した工業所有権情報・研修館(INPIT)によるタイムスタンプ保管サービスが、令和3年(2021 年)3 月31日(水)17 時に終了することになったので、今回はそれについて書きます。

INPITのプレスリリースはこちら

以前のブログには、「確定日付を利用することが多いですが、便利さや費用を考慮すると、今後はタイムスタンプの活用が進むかもしれません」と書いたのですが、結局は今でも確定日付が使われているということなのかもしれません。

ただし、コロナウィルスの影響で、今度こそデジタル化(電子化)が進む可能性があります。
(政府自体も、やっと押印廃止に取り組み始めたことから、本当にデジタル化が進むかもしれません。)

でも、本当にデジタル化が進んだら、タイムスタンプの保管はどうするの?と思う方もいるかもしれません。

このような場合には、世界知的所有権機関(WIPO)が2020年5月27日から「WIPO PROOF」というサービスを利用することができます!

「WIPO PROOF」に関するWIPOのプレスリリースはこちら

「WIPO PROOF」はこちら

このサービスは、INPITのタイムスタンプ保管サービスと違って有料になりますが、同様のことができるようです。

ちなみに、タイムスタンプ保管サービスの終了の理由が、ほとんど利用されていない(利用率が0.01%!)というのが驚きです。

無料なのに利用されていないのは、日本のデジタル化が遅れている証拠なのかもしれませんね。
(ちなみに、2020年10月時点での「WIPO PROOF」の利用料は、20スイスフランです。)

さて、日本でもデジタル化が進むか現時点では分かりませんが、タイムスタンプを活用する機会があるかもしれません。

その際には、「WIPO PROOF」を是非活用してください!

弊所では、「WIPO PROOF」を活用したタイムスタンプに関するご相談も承ります。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。