審判手続の証拠の写し等のDVD-Rによる提出が可能になりました

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

特許庁のプレスリリースによると、令和4年11月1日より、無効審判等の当事者系審判及び異議申立事件などにおける証拠の写し等を提出する場合に、書面(紙)に代えてDVD-Rに記録したものを提出することが可能となりましたので、今回はこれについて書きます。

DVDのイラスト

特許庁のプレスリリースはこちら

無効審判等で証拠を提出する場合には、裁判と同様に、各資料を必要部数印刷し、特許庁に提出する必要がありました。

実はこれが結構な労力となっていました。実際、弊所では少なくとも2~3人で半日以上かけて行っていました。

まず大量の資料を印刷し、ページの抜けがないか確認する必要があります。

そして、各資料ごとに、「甲第1号証」「乙第1号証」等という証拠番号を記入しなければなりません。その際には、「甲第 号証」「乙第 号証」というスタンプを押して、その空間に「1」等を記入していました。まさしく昭和のやり方ですね!(笑)

その後、提出先ごとにまとめた上で段ボールに入れて、特許庁に郵送していました。
分量が多く、段ボールでないと入らなかったのです。

この作業にミスがあると、その修正等で審理が遅れてしまう可能性があるため、複数人で慎重に行っていました。

しかし、今後はDVD-Rで提出することができるので、少なくとも印刷~段ボール詰めの手間を減らすことができるようになります!

本当は、インターネット出願ソフトを使って提出できると、管理がもっと楽になるのですが、現状のシステムでは難しいのかもしれません。
(提出データが膨大なので。)

それでも、審判関係のDXが大幅に進むのは間違いありません。

弊所でも、無効審判等に関する資料を提出する際には、今後はDVD-Rでの提出を積極的に行っていこうと考えております。

弊所では、特許・実用新案・意匠・商標の無効審判・異議申立等の申請代理業務を承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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